多汗症(薬や手術によらない治療)


(多汗症の薬や手術によらない治療について)

人見知り症の症状の中で、脇や手のひらの汗で人から変に思われているように感じ悩む人が増えているように思います。

これは、それほど暑くない時でも、人中で手のひらや、ワキに汗をかいてしまい、これが人から変に思われると感じてしまうことで悩んでいる状態になります。

純粋に汗腺など身体の異常から来る、多汗症の場合はボトックス注射といった薬や手術で治ることもありますが、人見知り症から来ている多汗症の場合には、これらの方法では根本的な改善にはならないものなのです。

つまり、薬や手術で一時的には症状が治まったように感じても、何ヶ月かすると、また、症状がぶり返してしまうことが多いものなのです。

しかし、人見知り症から来る多汗症の場合は、森田療法の学習をしていく中で汗の症状に対する受け止め方が変化してくると、薬や手術によらずに根本的に治ってくるものなのです。

つまり、森田療法の学習が人見知り症から来る多汗症の場合には、もっとも適した治療ということになるのです。

ただ、このためには、ある程度の時間が必要になってくるものなのです。 つまり、精神安定剤や抗不安剤といった薬を飲んだり、手術といった治療をすれば、これで根本的に治るという類のものではないのです。



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